小山 志穗 自己紹介へ

家づくりの落とし穴は、収納計画の甘さにある

家を建てたあとに、「もっと収納を作っておけばよかった」と感じる人は多い。
でも実は、こうした後悔の多くは、家の設計段階で暮らし方をしっかり描けていないことが原因だ。

たとえば、家族構成、ライフスタイル、趣味、持ち物の量は家庭ごとに違う。
にもかかわらず、「この間取りが人気だから」とモデルハウスの間取りをそのまま真似てしまうと、収納も動線もチグハグになる。

ポイントは、「今の暮らし」ではなく、「これからの暮らし」をベースに設計すること。
収納はただの空間じゃない。「モノの居場所」をあらかじめ決めておくことで、暮らし全体がスムーズになる。

 

次回は、「どこに」「どのくらい」収納が必要かをどう考えるか。
収納プランニングの具体的な手順と、よくある失敗例も紹介します。

 

 

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