小山 志穗 自己紹介へ

安心して返済したい方が関心を寄せているのは?

こんにちは。


住宅ローンの金利タイプには、それぞれに一長一短があります。

そのため、ギリギリまで決断できなかったり、

契約後に後悔する方もいます。


長い間、住宅金融支援機構などの調査データを見ていますが、

変動型の人気は高く、毎年のように過半数の方に選ばれています。

そんな中、ここ数カ月は固定型の関心が高まっているそうです。

■固定型の特徴


固定型には、フラット35のように

返済終了まで金利が変わらない「全期間固定型」と、

5年、10年などの一定期間だけ金利を固定できる

「固定期間選択型」があります。


いずれも固定期間中は返済額が一定なので、

返済計画を立てやすいのが最大のメリットです。


ただし、固定期間が長いほど金利が高くなりがちです。

そのため、少しでも金利を抑えたい方は、

固定期間を短めに設定したり、変動型を選択する傾向があります。



■固定型の関心が高まる理由


長引く新型コロナやウクライナ情勢、

アメリカの金利引き上げが日本に与える影響、

原油価格の高止まりによる様々な値上げなど、

家計に不安をもたらす要因が増えていますよね。


そのため、住宅ローンの金利上昇によるリスクを減らしたい方には

「金利が上がる前に返済額を固定しておきたい」

と安心を求める心理が働くとか。


変動型にも金利上昇の懸念はありますが、

変動型の金利を左右する短期プライムレートは、

日銀の金利政策次第で、ある程度は抑えられるとの見方もあります



■こんな勧誘に注意


「変動金利だと、金利が安い分だけ借入額を増やせますよ」

「ずっと低金利だったから、そんなに心配することはありませんよ

といった勧誘は要注意です。


彼らは、金利の変化による影響も受けなければ、責任を負う必要も無い立場です。

全てのリスクは、契約に関わる人だけが負担します。

魅力的な勧誘を受けた時は、内容まで吟味し慎重に判断しましょう

 

 

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