小山 志穗 自己紹介へ

家の中で感じる「すきま風」の正体

2026/10/05(月) くらし

窓を閉めているのに、どこからか冷たい風を感じることはありませんか。「古い家だから仕方がない」と思われがちですが、風を感じる場所を確認すると、住まいの弱点が見えてくることがあります。

冷気を感じやすい場所の一つが窓です。窓ガラスやサッシで冷やされた空気は重くなり、床へ向かって流れます。この現象は「コールドドラフト」と呼ばれ、実際に外から風が入っていなくても、足元にすきま風のような寒さを感じさせます。

窓や玄関ドアのゴム部分が劣化し、気密性が低下している場合もあります。薄い紙を挟んで窓やドアを閉め、簡単に抜ける場所があれば、密着が弱くなっている可能性があります。ただし、自分でテープなどを貼ると、開閉や排水を妨げることがあるため注意が必要です。

換気扇を使用したときだけ冷気を感じる場合は、室内から排出された空気を補うため、給気口や建物の隙間から外気が入っている可能性があります。給気口を閉じるのではなく、換気設備が正しく働いているかを確認しましょう。

厚手のカーテンや内窓の設置は、窓から伝わる冷気を抑える方法の一つです。しかし、家全体に隙間が多い場合は、部分的な対策だけでは改善しにくいこともあります。

寒さの原因は、窓、気密性、断熱性、換気などが複雑に関係しています。毎年同じ場所で強い寒さを感じるなら、場所と時間帯を記録して、住まいの専門家へ相談してみましょう。

 

 

 

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