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家庭内でできる水害対策④|避難のタイミングと家族で決めておきたいこと

2026/09/06(日) くらし

水害から命を守るために最も大切なのは、危険が迫る前に安全な場所へ移動することです。

しかし、実際に大雨が降り始めると「まだ大丈夫だろう」「もう少し様子を見よう」と考え、避難の判断が遅れることがあります。いざというときに迷わないよう、避難のタイミングや行動を家族で決めておきましょう。

■避難先は指定避難所だけではない

避難というと、学校や公民館などの指定避難所へ行くことを思い浮かべますが、安全な場所にある親戚や知人の家、宿泊施設などへ移動する方法もあります。

また、自宅が浸水想定区域にあっても、建物が丈夫で、上階へ移動することで安全を確保できる場合があります。ただし、土砂災害や建物の倒壊、長時間の浸水などが予想される場所では、自宅にとどまることが危険な場合もあります。

自宅周辺の災害リスクをハザードマップで確認し、状況に合った避難先を複数考えておきましょう。

■避難を始める基準を決めておく

大雨の際には、自治体から発表される避難情報や気象情報を確認します。

高齢者や乳幼児、身体の不自由な方など、避難に時間がかかる家族がいる場合は、特に早めの行動が必要です。ペットを連れて避難するご家庭も、準備や移動に時間がかかることを想定しておきましょう。

「警戒情報が出たら持ち出し品を玄関へ置く」「避難情報が出たら移動を始める」など、家族で具体的な基準を決めておくと判断しやすくなります。

■避難経路は明るいうちに確認する

避難所までの道は、普段歩き慣れていても、大雨の際には状況が大きく変わります。

川沿い、用水路の近く、地下道、周囲より低い道路などは、短時間で危険になることがあります。夜間や強い雨の中では道路と水路の境目が見えなくなることもあるため、できるだけ明るいうちに避難しましょう。

避難経路は一つに決めず、危険な場所を避けた複数のルートを家族で確認しておくことが大切です。

■持ち出し品を玄関近くに準備する

非常用持ち出し袋には、飲料水、食料、常備薬、懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、タオル、雨具、マスクなどを準備します。

両手を使えるリュックを選び、重くなりすぎないようにしましょう。普段飲んでいる薬や眼鏡、補聴器、乳幼児用品など、それぞれの家族に必要なものも忘れずに確認します。

水が深くなってから屋外へ出るのは大変危険です。長靴は中に水が入ると歩きにくくなるため、避難時は脱げにくい運動靴が適しています。

水害時は、「避難すること」だけでなく「危険になる前に動くこと」が重要です。家族の命を守るために、晴れている日に避難先と経路を一度歩いて確認しておきましょう。

 

 

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