小山 志穗 自己紹介へ

【第1回】大雨が来る前に ― なぜ「家の前の溝そうじ」が命を守るのか?

2025/06/07(土) くらし

最近、ゲリラ豪雨や台風による水害が増えています。ニュースで「床下浸水」「道路冠水」と聞くたびに、不安になる方も多いでしょう。
でも、「家の前の溝(側溝)を掃除する」だけで、そのリスクを大きく下げられることを知っていますか?

なぜ溝そうじが大事なのか?

溝(側溝)は、雨水を速やかに排水するための“命綱”です。ここが詰まっていると、雨水が行き場を失って、道路にあふれ、最悪の場合、家にまで浸水します。

とくに詰まりやすいのが以下のようなもの:

  • 落ち葉や土

  • 雑草の根

  • 空き缶やペットボトル

  • 子どもが投げ込んだ石やボール

日頃は気に留めない溝でも、大雨のときには「排水の最前線」。だからこそ、事前の掃除が肝心です。

雨の予報が出たら「今」が動くタイミング

大雨の予報を見てから慌てても、天気が崩れたあとでは遅いこともあります。水が流れる場所を確保しておくのは、日常の延長にある“防災”です。
地域の安全、そして自分の家族の暮らしを守るために、まず「家の前の溝」に目を向けましょう。

次回は、実際にどう掃除すればいいのか、道具や手順、ちょっとしたコツを紹介します。

 

 

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