押し入れ、クローゼット、収納棚。日常的に使っているこれらのスペース、ちゃんと換気していますか?
収納は「しまう場所」だけではありません。「空気の流れを止める場所」でもあります。だからこそ、換気を怠ると湿気がたまり、カビや臭いの原因になってしまいます。
なぜ収納の換気が必要なのか?
収納スペースは基本的に閉ざされた空間です。空気の入れ替えがないと、湿気がこもります。湿気はカビの大好物。衣類や布団、小物まで被害に遭ってからでは遅いんです。
収納換気の簡単な工夫
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定期的に扉を開ける
週に1〜2回、30分〜1時間程度開けておくだけでも、空気は動きます。 -
除湿剤・乾燥剤を活用
市販のものでもOK。特に梅雨や冬の時期は必須アイテム。 -
すのこや棚板で床から浮かせる
収納物を直置きしないだけで、空気が通ります。 -
収納の詰め込みすぎを防ぐ
ギュウギュウに詰め込むと、湿気が逃げ道を失います。7〜8割の収納率が理想です。 -
小型ファンやサーキュレーターを活用
電源が取れるなら、空気の流れを作るのも効果的です。
収納スペースも“呼吸”させよう
部屋の換気は意識していても、収納の中までは盲点になりがち。けれど、収納こそ“こもりやすい空間”なんです。収納も「しまう」から「守る」へ。少しの工夫で、大切なモノが長持ちします。