小山 志穗 自己紹介へ

衣服の脱着が多い場所ほど埃がたつ理由と対策

2025/05/01(木) くらし

毎日着替えるたびに気づく小さな「モヤモヤ」。光に照らされて舞う埃(ほこり)を見て、「掃除したばかりなのに、もうこんなに?」と思ったことはありませんか?

実は、衣服の脱着が多い場所ほど埃がたつのは自然な現象です。今回はその理由と、できる対策についてご紹介します。

なぜ衣服の脱着で埃が増えるのか?

  1. 繊維くずが空気中に舞う
     服を脱いだり着たりするたびに、繊維の微細な破片が空気中に放たれます。特に綿やウールなどの天然素材は繊維くずが出やすく、それが埃の元になります。

  2. 摩擦で皮膚の垢や髪の毛も落ちる
     衣類の摩擦により、皮脂やフケ、髪の毛なども一緒に落ちやすくなります。これらも埃の主要な成分です。

  3. 動きが多いと空気がかき回される
     脱いだり着たりする動きによって、床や棚にたまっていた埃が舞い上がりやすくなります。

特に埃がたまりやすい場所とは?

  • 脱衣所・洗面所

  • 寝室(パジャマの脱着)

  • クローゼットの前

  • 玄関(外出着の着脱)

対策は意外とシンプル

  1. 空気清浄機を設置
     着替えが多いエリアに空気清浄機を置くことで、舞った埃をその場でキャッチできます。

  2. 床にものを置かない
     埃は下に落ちるので、床が散らかっていると溜まりやすくなります。シンプルに保つことが大事です。

  3. 衣類の管理を見直す
     毛羽立ちやすい衣類は収納前にブラッシング。脱いだ服はすぐに洗濯カゴへ。こうするだけで繊維くずの飛散を減らせます。

  4. こまめな掃除
     理想は週2〜3回。特にクローゼット周りと床の隅は重点的に掃除機をかけましょう。

まとめ

衣服の脱着による埃は防ぎようがない面もありますが、「出やすい場所」を意識するだけで掃除の効率は上がります。毎日着替える場所こそ、空気と床を清潔に保つことが大切です。

ちょっとした意識と習慣で、埃の少ない快適な空間をつくっていきましょう。

 

 

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