小山 志穗 自己紹介へ

【第2回】住んでから後悔しないために。見えない部分を見極める3つの視点

前回は、住宅の“見えない部分”の大切さについて紹介しました。今回は、実際に家づくりを進める中で、それらをどう見極めるかをお伝えします。

①「仕様書」と「現場」で確認する

断熱材の種類や厚み、構造の仕様などは、ちゃんと書面で説明を受けるべきです。そして、できれば建築中の現場も見に行って、実際にどう施工されているかを自分の目で確かめましょう。

②「第三者の目」を入れる

ハウスメーカーや工務店の言うことを鵜呑みにせず、**第三者機関による住宅検査(ホームインスペクション)**を入れるのも一つの手です。見えなくなる前に、専門家がチェックしてくれます。

③「実績」と「考え方」で選ぶ

どの住宅会社も「うちはしっかりしてます」と言います。でも大事なのは「どこを重視しているか」という考え方。構造や断熱の重要性をちゃんと説明できる会社かどうかが分かれ道です。

 

まとめ

家は完成してしまえば、構造も断熱材も壁の中。見た目からは分かりません。だからこそ、建てる前・建てている途中で、どこまで中身に目を向けられるかが、その家の未来を大きく左右します。

「見えない部分を信じる」のではなく、「自分の目と判断で確かめる」。その意識が、後悔しない家づくりへの第一歩です。

 

 

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