小山 志穗 自己紹介へ

新築をきっかけに、寝具を布団からベッドに変えるなら

2022/02/21(月) 家づくりのこと

新築をきっかけに、寝具を布団からベッドに変更する方は多いものです。

床から30cmほどはホコリやダニが舞いやすいので、

ハウスダストアレルギーに悩む方の苦痛を和らげられることでしょう。


そこで今日は、新居でベッドに初挑戦する方に注意点をお話しします。



■配置


ベッドを壁に寄せると、窓のすぐ近くに配置することがあります。

すると、カーテンを開閉するたびに

カーテンに付着したホコリがベッドに落ちます。


また、ベッドに乗って遊ぶ幼児が窓から外に出ようとしたり、

カーテンのタッセルなどが首に絡まるなどのリスクが発生します。


ドアとの位置関係によっては、倒れた家具が進路をふさいで

スムーズに避難できなくなる恐れもあるので注意しましょう。



■マットレス選びのポイント


マットレスには、低反発、高反発、ウレタン、ポケットコイル、

ファイバーなど多くの種類があり、人によって適性が異なります。

値段や評判ではなく、店頭のサンプル等で実際の寝心地や通気性を確かめ、

自分に合うものを選ぶようにしましょう。



■マットレスの寿命と処分方法


マットレスを敷きっぱなしにすると、湿気が籠ってカビが生えることがあります。

そのため、月に1~2回ほどマットレスを立てかけて乾燥させたり

ベッド本体とマットレスの間に除湿シートを敷くなどの対策は欠かせません。


マットレスの種類によって耐用年数の目安は異なります。

ただし、数か月おきに上下や天地をローテーションさせて

負荷が掛かる場所を変えれば、年単位で寿命を延ばせます。


なお、買い替えの際に下取りを依頼すれば、

スタッフさんが運び出してくれるので手間が掛かりません。

一方、自治体に粗大ごみとして引き取ってもらう場合は、

部屋から玄関先、又はゴミステーションまで自力で運ぶことになります。


古くなったマットレスを使い続けると

頭痛、肩こり、睡眠障害などを招くことがあります。

購入する時は、処分方法に配慮しながら選んだ方が良いでしょう。


 

 

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