防災用品を備えていても、「どこに置いたか分からない」「奥にしまい込みすぎて取り出せない」という状態では意味がありません。第二回では、非常時に“一瞬で取り出せる収納”の作り方を紹介します。
ポイントは3つ。
①置き場所は玄関か寝室周辺
②家族全員が分かる位置
③“持ち出す順番”でまとめること
まず、最優先で用意するのは「一次避難用の持ち出し袋」。水・ライト・モバイルバッテリー・常備薬・現金など、命に直結する物をまとめます。玄関や寝室のように、すぐ手に取れる場所に置きましょう。クローゼットや押入れの奥はNGです。
次に、家に留まる場合に必要な「在宅避難セット」。こちらはキッチン、洗面所、食品棚など“使う場所の近く”に分散収納するのが正解。水や食料は賞味期限のサイクル管理が必要なので、定位置を決めておくとロスが最小限になります。
また、重要書類の保管も災害収納の大切な要素です。保険証券、契約書、家の図面、身分証などは防水ファイルにまとめ、持ち出し袋の近くへ。スマホでデータ化しておくと、さらに安心です。
防災収納は「備えること」より、「取り出せること」が最も重要。
家族全員が位置を把握し、使い方も共有することで、非常時の不安を大きく軽減できます。
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