前編では、衣替えのときこそ整理収納のベストタイミングである理由をお伝えしました。
今回は、具体的な整理収納の手順と、服を手放す判断基準について紹介します。
ステップ①:全出し&仕分け
まずは、クローゼットやタンスの中身を全部出す。これが整理の基本です。
出した服を次の4つに分けます:
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よく着る服(即戦力)
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たまに着るけど気に入っている服
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迷う服(今年こそ着るかも…)
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もう着ない服・劣化した服
ポイントは「迷う服」をすぐにクローゼットに戻さないこと。迷う=着てない、というサイン。保留ボックスをつくって一時的に置いておき、1〜2か月後に再判断を。
ステップ②:季節感と使いやすさを意識した収納
次に収納。ここで意識すべきは2つ。
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よく使う=取り出しやすく
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季節の終わり=奥に or 箱にしまう
たとえば、冬物の分厚いニットは圧縮して収納ケースに。春服は取り出しやすい場所に。
ハンガー収納は形崩れしやすい服、シワになりやすい服を優先的に。
ステップ③:服を手放す判断基準
「いつか着るかも」で何年も眠っている服、ありますよね?
そんなときは、この3つの質問で自分に問いかけてみてください。
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去年1回でも着た?
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今これを店頭で見たら買う?
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これを着て出かけたい場所が思い浮かぶ?
どれも「NO」なら、思い切って手放してOK。
誰かに譲る、フリマアプリに出す、リサイクル回収に出すなど、手放し方も工夫すれば罪悪感は減ります。
衣替えで整えるのは「服」だけじゃない
衣替えは、単なる服の入れ替えではなく、今の自分に合ったモノと向き合う時間。
服の整理は、自分の価値観やライフスタイルの整理にもつながります。
次の衣替え、ちょっとだけ丁寧にやってみませんか?
きっとクローゼットも、気持ちも、軽くなります。
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