エアコンを切るとき、リモコンの停止ボタンを押した後も風が出続けて、「故障かな?」と思ったことはありませんか。これは、エアコン内部を乾燥させるための「内部クリーン運転」や「内部乾燥運転」である場合があります。
冷房や除湿を使用すると、エアコンの内部には結露が発生します。これは、冷たい飲み物を入れたコップの表面に水滴がつくのと同じ仕組みです。運転を停止した直後のエアコン内部には水分が残っているため、そのまま湿った状態が続くと、カビやにおいの原因になることがあります。
内部クリーン機能がある機種では、冷房停止後に自動で送風や弱い暖房運転を行い、内部に残った湿気を乾かします。停止後も風が出ているからといって、すぐにコンセントを抜いたり、ブレーカーを切ったりしないようにしましょう。途中で電源を切ってしまうと、内部クリーン運転が完了しません。
また、冷房を止める直前に設定温度を上げる必要はありません。外出や就寝など、使用を終えるタイミングで通常どおり停止ボタンを押せば大丈夫です。その後の動作は、エアコンに任せましょう。
長期間使用しない場合も、いきなりコンセントを抜くのではなく、まず内部を乾燥させてから電源を切ることが大切です。内部クリーン機能がある場合は、その運転を完了させます。機能がない場合は、天候のよい日に送風運転を数時間行い、内部を乾燥させてから停止するとよいでしょう。その後、フィルターを掃除し、十分に乾かしてから取り付けます。
ただし、内部クリーン機能は、すでに付着している汚れやカビを取り除く機能ではありません。フィルター掃除や、必要に応じた専門業者による点検・清掃は別に必要です。
エアコンの正しい切り方は、単に停止ボタンを押して終わりではなく、内部に残った湿気をできるだけ乾かすことまで含まれます。使用後のお手入れを少し意識することで、においやカビを抑え、エアコンを気持ちよく使い続けやすくなります。
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