突然照明が消え、家電が動かなくなると、短時間の停電でも慌ててしまうものです。特に夜間の停電では足元が見えにくくなり、転倒やけがにつながる可能性があります。
停電への備えとして、まず用意したいのが懐中電灯や充電式ライトです。暗くなってから探さなくて済むように、寝室やリビング、玄関など、家族が分かる場所へ置いておきましょう。
懐中電灯を一か所だけに置くと、停電時にそこまで移動できない場合があります。寝室の枕元や階段の近くなど、必要な場所へ分散して備えておくと安心です。
乾電池式のライトは、定期的に点灯を確認します。使用していなくても電池が劣化し、液漏れすることがあります。予備の乾電池は種類ごとに分け、使用期限も確認しておきましょう。
停電したときは、まず自宅だけが停電しているのか、周辺一帯が停電しているのかを確認します。窓から周囲の街灯や住宅を安全に確認し、自宅だけの場合は分電盤を見て、ブレーカーが落ちていないかを確認しましょう。
複数の電気製品を同時に使ったことでブレーカーが落ちた場合は、使用していた機器のスイッチを切り、コンセントを抜いてから復旧します。ただし、焦げたにおいがする、コンセントが熱い、漏電ブレーカーが何度も落ちる場合は、繰り返しブレーカーを上げないでください。電気設備の不具合が考えられるため、専門業者への相談が必要です。
周辺一帯が停電している場合は、スマートフォンなどで電力会社の停電情報を確認します。災害時には通信が混み合うこともあるため、モバイルバッテリーを日頃から充電しておきましょう。
停電中は冷蔵庫や冷凍庫の扉を何度も開けないことも大切です。扉を閉めた状態を保つことで、庫内温度の上昇を遅らせられます。必要な食品を確認するために扉を開け続けることがないよう、普段から庫内を整理しておくと役立ちます。
ろうそくは照明として使えますが、余震や転倒による火災の危険があります。できるだけ火を使わないLEDライトを準備しておく方が安全です。
停電が復旧したときには、一度に家電が動き始めることがあります。暖房器具やアイロン、ドライヤーなど、発熱する機器は停電中にスイッチを切り、コンセントを抜いておきましょう。
家族でライトの置き場所や分電盤の位置を共有しておけば、いざというときの動きが変わります。停電は特別な災害時だけに起こるとは限りません。普段から少しずつ備え、慌てず安全を確認できるようにしておきましょう。
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