小山 志穗 自己紹介へ

非常持ち出し袋に必要なもの|中身と重さを見直すポイント

2026/10/14(水) くらし

災害に備えて非常持ち出し袋を用意していても、長い間、中身を確認していないという家庭は少なくありません。必要と思うものをたくさん詰め込んだ結果、重すぎて持ち運べない状態になっていることもあります。

非常持ち出し袋は、避難するときにすぐ持ち出すためのものです。自宅で数日間過ごすための備蓄品とは分けて考え、「避難するときに本当に必要なもの」を優先して入れましょう。

基本となるのは、飲料水、すぐに食べられる食品、携帯トイレ、懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、救急用品、マスク、ウェットティッシュ、防寒具などです。現金は停電などで電子決済が使えない場合に備え、小銭も含めて用意しておくと役立ちます。

保険証や運転免許証などは、コピーを入れておく方法もあります。家族の連絡先、持病、服用している薬、かかりつけ医などを書いたメモも準備しておきましょう。スマートフォンが故障したり、充電が切れたりしても、紙に書いた情報は確認できます。

必要なものは、家族によって異なります。乳幼児がいる場合はミルクやおむつ、高齢者がいる場合は介護用品や予備の眼鏡、持病がある方は薬やお薬手帳が必要です。女性は生理用品、ペットがいる家庭ではフードやリードなども用意します。

非常持ち出し袋は、家族全員分を一つの大きなバッグにまとめるより、持てる人に分けて準備する方が運びやすくなります。両手を使えるリュックサックを選び、実際に背負って歩ける重さか確認しておきましょう。

保管場所にも注意が必要です。押し入れの奥にしまい込むと、家具が倒れたときに取り出せない可能性があります。玄関付近や寝室など、避難時に手に取りやすい場所を選びましょう。

半年に一度は中身を出し、食品や薬の期限、電池や充電器の状態、衣類のサイズなどを確認します。季節によって、夏は熱中症対策用品、冬は使い捨てカイロや防寒具を加えるなど、入れ替えることも大切です。

非常持ち出し袋は、たくさん詰めることよりも、必要なときに確実に持ち出せることが重要です。家族それぞれの体力や事情に合わせて、中身と重さを見直しておきましょう。

 

 

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