小山 志穗 自己紹介へ

換気計画が悪いと高気密高断熱住宅で起こる問題

換気計画が不十分な高気密高断熱住宅では、さまざまな問題が表面化します。
その代表例が「湿気の偏り」です。家全体がしっかり換気されていないと、特定の部屋だけ湿度が高くなり、結露やカビの原因になります。

特に注意したいのが、北側の部屋や収納、クローゼットです。
これらの場所は日射が少なく温度が上がりにくいため、換気が届かないと湿気がたまりやすくなります。「収納の中がカビ臭い」「服ににおいが移る」といったトラブルは、換気経路が考えられていないケースがほとんどです。

また、空気の流れが整理されていないと、

  • トイレやキッチンのにおいが居室に流れる

  • 空気が動かず、よどんだ感じがする

  • 換気扇を回しているのに効果を感じない

といった状態になります。
これは「換気設備が悪い」のではなく、「空気の入口と出口のバランス」が取れていないことが原因です。

高気密高断熱住宅では、換気量そのものよりも、どの順番で空気が通るかが非常に重要です。
きれいな空気は居室から入り、汚れた空気は水廻りから排出する。この基本が崩れると、快適性は一気に下がってしまいます。

 

 

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