小山 志穗 自己紹介へ

収納が多いのに片付かない家、その原因は「動線」にありました

2026/05/26(火) 収納のこと

「収納はたくさん作ったはずなのに、なぜか片付かない」
実はこの悩み、とても多いです。

家づくりやリフォームの相談でも、「収納を増やしたい」という声はよくあります。
ですが実際には、“収納量”よりも“収納場所”の方が重要な場合があります。

例えば、

  • 洗濯物を2階に運ばないと片付けられない
  • 掃除機の収納場所が遠い
  • 日用品のストックがバラバラ
  • 玄関にコート置き場がない

こうした状態だと、どうしても物が出しっぱなしになります。

つまり、「片付かない家」は、“収納不足”ではなく、“動線と収納が合っていない”ことが多いのです。

最近の家づくりでは、「適材適所収納」という考え方が重視されています。

例えば、

  • 玄関近くにファミリークローク
  • 脱衣室近くにタオル収納
  • キッチン横にパントリー
  • リビングに共有収納

など、「使う場所の近くに収納する」ことで、片付けやすさは大きく変わります。

また、収納の“奥行き”にも注意が必要です。

奥行きが深すぎる収納は、

  • 何が入っているかわからない
  • 奥に物を押し込む
  • 結局使わない
    という状態になりやすくなります。

収納は“広ければいい”わけではありません。

毎日の暮らしの流れに合っているか。
それがとても大切です。

さらに最近は、「見せる収納」よりも、「生活感を隠せる収納」を希望される方が増えています。

特に来客時に見えるリビング周辺は、

  • 子どもの学校用品
  • ティッシュ
  • 薬
  • 充電器
    など、細かな生活用品が集まりやすい場所です。

だからこそ、“普段使いしやすい収納”が必要になります。

収納計画は、図面だけではなかなかイメージしにくい部分です。
しかし実際には、暮らしやすさへ大きく影響します。

「片付けやすい家」は、特別な収納術ではなく、“自然と片付く仕組み”がある家なのかもしれません。

 

 

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