小山 志穗 自己紹介へ

災害時に迷わない避難計画|家族で決めておきたい4つのこと

2026/08/18(火) くらし

災害が起きたとき、「避難所へ行けば何とかなる」と思っていませんか。

実際には、災害の種類や自宅の状況によって、取るべき行動は変わります。安全な場所にある丈夫な建物で、自宅に倒壊や浸水などの危険がなければ、自宅で過ごす「在宅避難」が可能な場合もあります。一方、土砂災害や洪水、建物の倒壊などの危険がある場合は、早めの避難が必要です。

まず確認したいのが、地域のハザードマップです。自宅や職場、子どもの学校などに、洪水、土砂災害、地震、津波など、どのような危険があるのかを確認します。

避難先も一か所だけでなく、複数考えておきましょう。指定された避難場所や避難所だけでなく、安全な地域にある親戚や知人の家なども選択肢になります。避難経路についても、川沿い、ブロック塀のある道、狭い道などを避け、できれば昼間と夜間の両方で実際に歩いて確認しておくと安心です。

また、家族が全員一緒にいるときに災害が起きるとは限りません。仕事中、学校、買い物中など、別々の場所で被災する可能性があります。そのため、連絡が取れない場合の集合場所や安否確認の方法を決めておきましょう。

携帯電話がつながりにくくなる場合に備え、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板の使い方も確認しておくと安心です。家族の電話番号や勤務先、学校、かかりつけ医などの連絡先は、スマートフォンだけでなく紙にも書いて持っておきましょう。

高齢者、乳幼児、体の不自由な方、ペットがいる家庭では、避難に時間がかかることも想定されます。「まだ大丈夫」と待つのではなく、早めに行動を始める基準を家族で決めておくことが重要です。

防災で大切なのは、災害が起きた瞬間に初めて考えるのではなく、平常時に行動を決めておくことです。

「どこへ避難するのか」「どの道を通るのか」「誰に連絡するのか」「何を持って出るのか」。この四つだけでも、家族で話し合っておきましょう。避難計画を一度作った後も、家族構成や周辺環境の変化に合わせて定期的に見直すことが、命を守る備えにつながります。

 

 

QRコードを読み取るか、LINEマークをクリックして友達追加してね

 

1ページ (全4ページ中)