お気に入りの器や本、旅先で見つけた小物。好きな物が目に入る部屋は、暮らしの楽しみを感じさせてくれます。一方で、日用品まで全部見える場所に並べると、色や形が混ざり、落ち着かない印象になることもあります。
心地よい部屋をつくるには、「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けてみましょう。
見せる収納は、飾ることを楽しみたい物や、よく使う物に向いています。ただし、棚いっぱいに並べると、一つひとつのよさが伝わりにくくなります。何も置かない部分も残すと、お気に入りの物が引き立ち、掃除もしやすくなります。
隠す収納は、書類、日用品のストック、細かな生活用品などをまとめるのに便利です。扉の付いた家具なら、外から見える情報を減らせます。ただし、中に押し込むだけでは探し物が増えてしまうため、用途ごとに分け、家族にも置き場所が分かるようにしておきましょう。
ひとつの家具でも、上段は飾る棚、下段は扉付き収納というように、役割を分けることができます。家具の色や素材を周囲とそろえると、収納する物が多くても、部屋全体のまとまりをつくりやすくなります。
収納は、何も見えない状態を目指す必要はありません。好きな物は楽しみ、生活用品には戻せる場所を用意する。そのバランスが、自分たちらしく、無理なく片付く住まいにつながります。
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