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住宅内の転倒事故②
こんにちは 住宅収納スペシャリストshihoです
前回の続き・・・
■高齢者の転倒事故の状況
東京消防庁によると、
令和元年中の転倒事故の発生場所は以下の通りです。
1位:リビング・寝室(22,902人)
2位:玄関・勝手口(3,187人)
3位:廊下・縁側・通路(2,342人)
4位:トイレ・洗面所(1,000人)
5位:キッチン・ダイニング(898人)
■事例
・階段を下りていたところ、手すりを掴み損ねて転倒し、転落した
・トイレに行こうとしたところ、ベッドから転落した
・縁側から庭に下りる際に段差で転倒した
・床に置いたモノを避けて歩こうとしたらバランスを崩して転倒し
・靴を履くとき、バランスを崩して転倒した
■対策例
・めくれやすいカーペットは滑り止めを敷くか端を留めておく
・コタツやストーブなどのコードは、歩く場所を避け、
壁を這わせたり壁の奥にまとめる
・床に新聞や雑誌などの滑りやすいものを置かない
・滑りやすく脱げやすいスリッパは避け、
ルームシューズや滑り止め付き靴下など安全性の高いものを使用す
・階段や玄関、浴室などのバランスを崩しやすい場所には、
持ちやすくて滑りにくい手すりを設ける
・手元や足元が暗くならないよう照明器具をつける
・家具の配置を見直し、安全な動線を確保する
■内的要因にも注意
加齢による筋力や身体機能の低下だけ
病気や意欲の減退、睡眠不足などの内的要因も転倒の原因になりま
そこに外的要因である住環境が加われば、リスクはさらに高まりま
最近は、新型コロナによる外出自粛が原因で、
年齢にかかわらず筋力低下に悩む方が増えているとか。
それに加えて外出の機会が減ってストレスが溜まっている方は、
高齢でなくても転倒のリスクが高まっているかもしれません。
自分は大丈夫!なんて意識を少し変えてみて
身の回りの危険がどれだけあるか
気を付けてみましょう
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