冷凍庫の奥から、いつ保存したのか分からない食品が出てきたことはありませんか。特売で購入した肉や作り置きのおかずも、存在を忘れてしまえば、せっかくの冷凍保存を暮らしに活かせません。
冷凍庫を使いやすくするポイントは、「たくさん入れること」ではなく、「何が入っているか分かる状態にすること」です。
まず、冷凍する食品には、中身と保存した日付を書きましょう。透明な保存袋でも、凍ると霜が付いて中身が見えにくくなります。「鶏肉」「豚肉」と書くだけでなく、「鶏もも・唐揚げ用」「豚こま・200g」のように、用途や量も書いておくと調理するときに迷いません。
肉や魚は、一度に使う量に分け、できるだけ薄く平らにして冷凍します。厚みがあると凍るまでに時間がかかり、解凍にも時間が必要です。平らにしておけば、冷凍庫内で立てて収納しやすくなります。
保存袋を重ねて置くと、下にある物が見えなくなります。ブックスタンドや収納ケースを使い、食材を立てて並べると、上から見ただけで在庫を確認できます。ただし、収納用品を増やしすぎると、かえって使える空間が狭くなるため、冷凍庫の大きさに合わせましょう。
収納する場所を「肉・魚」「野菜」「作り置き」「冷凍食品」などに分ける方法もおすすめです。家族全員が分かるように、収納ケースへ表示を付けておけば、取り出した物を元の場所へ戻しやすくなります。
冷凍庫は、ある程度食品が入っている方が、食品同士が保冷剤のような役割を果たし、冷気を保ちやすくなります。一方、詰め込みすぎて必要な物が取り出せない状態では、扉を開けている時間が長くなってしまいます。
また、食品を冷凍したからといって、いつまでも品質が保たれるわけではありません。家庭用冷凍庫は扉の開閉によって温度が変化しやすいため、早めに使い切ることが基本です。
月に一度は冷凍庫の中を確認し、保存した日付が古い物から献立へ取り入れましょう。「冷凍庫整理の日」を決め、その日は買い物をせず、残っている食品を使って料理するのも一つの方法です。
冷凍庫が整うと、同じ食品を重ねて購入することが減り、忙しい日の食事づくりも楽になります。まずは中身の分からない食品を確認することから始めてみましょう。
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