小山 志穗 自己紹介へ

【第2回】今日からできる、物を減らす具体的なステップ

2025/05/19(月) 収納のこと

前回の記事では、「なぜ物を減らすのか」と「減らす前に考えること」について整理しました。今回はいよいよ、実際に物を減らす方法を紹介します。

 

1. 減らす順番を決める:おすすめは「ジャンル別」

部屋ごとより、ジャンルごとにやるのが効率的です。おすすめの順番は以下。

  1. 衣類

  2. 書類

  3. 小物類(キッチン・洗面・雑貨など)

  4. 思い出の品

この順番は「判断が簡単なものから難しいものへ」と進むため、迷いにくく、挫折しにくくなります。

2. 減らす判断基準はシンプルに

以下のような基準を使って、ひとつひとつ見ていきます。

  • 「今、使っているか?」
    →使っていないなら、必要ではない。

  • 「買う前からこれがほしかったか?」
    →セール品・景品・衝動買いは見直し対象。

  • 「同じ用途のものが他にもあるか?」
    →代用できるなら1つに絞る。

3. 「保留箱」を活用する

どうしても決めきれない物は一時保管箱に入れて、期限を決めて保留にします。

  • 期限は1〜3ヶ月

  • 使わなかったら迷わず手放す

迷ったまま持ち続けるより、「試用期間」を設けるほうがずっと気が楽になります。

4. 処分だけが手放す方法じゃない

手放す手段は「捨てる」以外にもいろいろあります。

  • 売る(メルカリ・リサイクルショップ)

  • 譲る(知人や寄付)

  • リメイク・再利用

「まだ使える」物ほど手放しにくいので、次の使い道が決まると気持ちも整理しやすくなります。

5. 減らすことを習慣化する

  • 週1回、1ジャンルを見直す

  • 増やす前に「今ある物」と向き合う

  • 「足りないかも」ではなく「もう十分かも」と考える

減らす作業は一度やったら終わりではなく、「整える力」を鍛えるトレーニングでもあります。

最後に:

物を減らすことは、自分の暮らしを自分で選び直すこと。
物理的な空間の整理は、思考や気持ちの整理にもつながります。

「もっと身軽に」「もっと自由に」暮らしたいと思ったら、まずは目の前の1つを手放すことから始めましょう。

 

 

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