小山 志穗 自己紹介へ

建築条件付きの土地に指定以外の業者で新築したい時

2022/06/30(木) 家づくりのこと

こんにちは。

 

京都府宇治市で自然素材を使った、注文住宅・リフォームを行う工務店

陽だまりハウスです。




気になる時を見つけた時、

「建築条件付き」との記載にガッカリしたことはありませんか?


建築条件付き土地は、土地販売者が指定した業者が新築することを条件としています。

土地と建物の両方から利益を得られるので、

周辺の土地より割安価格に設定されていることが多いものです。

もし、指定された施工業者があなたの家づくりに合うなら、最高の土地と言えるでしょう。


では、もしそうでない場合、あなたならどうしますか?

泣く泣く諦めて、建築条件付きでない土地を探しますか?

それとも、建築条件を外すよう交渉しますか?


交渉するのなら、まずは無条件で外してほしいと相談しましょう。

・長期間売れ残って困っている

・建物分の利益を得られなくても、早期に土地を売却したい事情がある

などの場合、二つ返事で外してくれることがあります。


では、無条件で外せなかった場合はどうすればよいのでしょう。

答えは簡単。

土地の販売価格に上乗せして、相手の利益を増やしてあげるんです

すぐに買い手が付きそうな土地は、いくら上乗せしても難しいかもしれません。

しかし、状況によっては、わずかな交渉で購入できる場合もあります。

ぜひ試してみてください。


ただ、その時に気を付けてほしいことがあります。

交渉前に地域の相場を調べ、交渉の上限を決めておいてほしいんです。

土地の予算配分が増えるほど、建物に使える予算は減ります。

減れば減るほど、あなたの望む家づくりは難しくなるかもしれません。

それだけは避けたいですよね。


ところで、建築条件付き土地は、

着工までの期間が指定されている場合が多いことをご存知ですか?

よく目にするのは『3か月』という期間です。

これは、週末ごとに打ち合わせしてギリギリ間に合う程度の短い時間です。

じっくり考える時間が持てないので、

判断を誤ったり、家づくりの主導権を営業マンに委ねてしまった結果、

後悔した施主は少なくありません。


もし指定された業者を気に入った場合でも、

「一定期間内に」という縛りを外せないか、

または延長できないか交渉してみましょう。

より良い家づくりのため、じっくり考える時間は大切ですから。

 

 

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