小山 志穗 自己紹介へ

これくらいの値段の家なら買える!そんな思い込みのどんぶり予算で家の値段を決めてませんか?

家を買うことは、多くの人にとって人生最大の買い物です。

夢のマイホームを手に入れるために、どのくらいの予算を組むかが重要なポイントになります。

しかし、実際には「これくらいの値段なら買えるだろう」といった漠然としたイメージだけで、

どんぶり勘定的に予算を決めてしまう人も少なくありません。

思い込み予算が招くリスク

「これくらいの値段なら」と考えてしまう背景には、他の人が買った家の価格や

広告で見かける物件価格が影響していることが多いです。

しかし、これには注意が必要です。理由は以下の通りです。

ライフスタイルの違い
他の人が同じ価格帯の家を買えたからといって、自分も同じように買えるとは限りません。

生活スタイルや収入、家族構成、将来のライフプランなどが異なれば、必要な支出も異なります。

ローンの返済能力
住宅ローンの審査に通ったとしても、その返済が生活を圧迫しないかどうかは別の問題です。

過度なローンは、日々の生活に負担をかけるだけでなく、将来的なトラブルの原因にもなりかねません。

その他の隠れた費用
家の購入には、物件価格以外にも諸費用がかかります。

登記費用や仲介手数料、税金など、購入後にもかかる維持費や修繕費なども考慮する必要があります。

賢い予算の立て方

では、どのようにすれば現実的で安心な予算を立てることができるのでしょうか?以下のステップを参考にしてください。

総合的な収入と支出の見直し
現在の収入と支出を把握し、どれくらいのローンを返済可能かを冷静に判断することが重要です。

ボーナスや副収入に頼るのではなく、安定した収入をベースに考えましょう。

将来のライフイベントを考慮する
結婚、子供の教育、親の介護など、将来のライフイベントを見越して、

余裕のある予算を立てることが大切です。将来の出費が増える可能性がある場合は、

無理のない範囲で計画を立てましょう。

金融機関のアドバイスを受ける
信頼できる金融機関やファイナンシャルプランナーに相談し、

自分に適したローンの組み方や返済計画を立てることが、長期的に見て有利です。

専門家の意見を参考にすることで、より現実的な予算が見えてきます。

余裕を持った資金計画を立てる
物件価格だけでなく、諸費用や突発的な支出も含めた資金計画を立てることが重要です。

また、手元に一定の預貯金を残しておくことで、予期せぬ事態にも対応できるようにしておきましょう。

 

家の購入は、慎重な計画が必要です。「これくらいの値段なら買える」

という思い込みで予算を決めるのではなく、現実的な収入と支出を見直し、

将来を見据えた計画を立てることが、後悔しない家づくりへの第一歩です。

家を買う前に、ぜひ冷静に予算を考え直してみてください。

 

 

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