小山 志穗 自己紹介へ

物が出しっぱなしになる理由は?動線に合わせた収納の考え方

2026/09/19(土) 収納のこと

片付けたはずなのに、バッグは椅子の上、郵便物はテーブルの端、上着はソファの背もたれへ。そんな状態が続くと、「家族が片付けてくれない」と感じるかもしれません。でも、物が置きっぱなしになる場所には、理由があることも多いものです。

たとえば、帰宅してすぐに使う鍵の収納場所が、玄関から離れた部屋にあるとします。毎日そこまで歩いて戻すのは、少し面倒です。郵便物も、玄関で受け取ってから保管場所まで距離があると、途中のテーブルに置きがちになります。

そんなときは、いつも物を置いてしまう場所を観察してみましょう。そこは家族にとって、自然に手が伸びる場所なのかもしれません。玄関近くに鍵用の小皿を置く、バッグを掛けるフックを設ける、郵便物を一時的に入れるトレーを用意する。置きっぱなしになっていた場所の近くに収納をつくるだけで、戻しやすくなることがあります。

物の使用頻度も、置き場所を決める目安になります。毎日使う物は、立ったまま手が届く位置へ。季節ごとに使う物は、少し高い棚や奥のスペースへ。使う回数が少ない物に便利な場所を譲ってしまうと、毎日の動作が増えてしまいます。

家族みんなが使う物なら、しまう場所がわかることも大切です。棚の中をきれいに整えても、使う人が場所を知らなければ、元に戻せません。箱に簡単なラベルをつけたり、入れる物を決めたりすると、家族も片付けに参加しやすくなります。

収納は、見た目だけで決めるものではありません。普段の動きを振り返りながら、「使った後、自然に戻せる場所はどこかな」と考えてみてください。

 

 

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