小山 志穗 自己紹介へ

片づけは一か所・5分から|小さく始める整理収納のコツ

2026/07/21(火) 収納のこと

「部屋を片づけたい」と思っていても、どこから手をつければよいのか分からず、結局そのままになってしまうことはありませんか。

家全体を見渡すと、やることが多すぎて気が重くなります。しかし、整理収納は一度に完成させる必要はありません。大切なのは、無理なくできる範囲から少しずつ進めることです。

たとえば、今日は引き出しを一段だけ、明日は洗面台の棚を一つだけというように、片づける場所を小さく区切ってみましょう。「5分だけ」「一か所だけ」と決めれば、忙しい日でも始めやすくなります。

まずは、その場所に入っている物を一度確認します。そして、「使っている物」「使っていない物」「別の場所に置く物」に分けてみましょう。

ここで、無理にたくさんの物を捨てる必要はありません。整理収納というと処分することばかりに目が向きがちですが、本来の目的は、今の暮らしに必要な物を使いやすく整えることです。

たとえば、毎日使う物が棚の奥にあり、ほとんど使わない物が手前に置かれているなら、それを入れ替えるだけでも使いやすくなります。物を大きく減らさなくても、置く場所を見直すことで、暮らしの動きはずいぶん変わります。

片づけるときは、すぐに収納用品を買わないことも大切です。先に箱やケースをそろえてしまうと、その中を埋めるように物を残してしまうことがあります。まずは必要な物を選び、置き場所を決めてから、本当に必要な収納用品を考えましょう。

小さな場所でも、整うと気持ちのよいものです。引き出しを開けたときに必要な物がすぐ見つかる、洗面台を使ったあと簡単に元へ戻せる。そんな小さな変化が、次の場所を片づける意欲につながります。

一日にできることは、ほんの少しで構いません。一日5分でも、一週間続ければ35分、一か月続ければ大きな変化になります。

「今日はここまでできた」と、小さな達成を認めながら進めてみましょう。整理収納は短期間で頑張る特別な作業ではなく、毎日の暮らしを少しずつ心地よくしていくものです。

まずは今日、目の前にある引き出しを一段だけ開けてみませんか。その小さな一歩が、片づけやすい住まいへの始まりになります。

 

 

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