小山 志穗 自己紹介へ

整理収納を始めよう!

2025/05/17(土) 収納のこと

前編では「整理収納を始める前にやるべきこと」として、理想の暮らしを描き、全体を見渡し、不要なモノの流入を止める準備をしました。

ここからは、いよいよ【手を動かすステージ】です。ただし、やみくもに片づけるのではなく、ルールと順番を守るのがポイント。今回は実践編として、効率的に整理収納を進める方法を紹介します。

ステップ1:全部出す

まずは対象エリアのモノをすべて出す。これは必須ルールです。

なぜ出すのか?

  • 「何を持っていたか」が明確になる

  • 同じモノが何個もあることに気づける

  • 「使ってないモノ」が浮き彫りになる

出す→分ける→戻す。この3ステップが整理収納の基本です。

ステップ2:「使っているか」で分ける

次に、出したモノを仕分けします。

分け方の基準は「ときめく」でも「高かった」でもなく、使っているかどうかです。

仕分けカテゴリー例:

  • 【使っている】→残す

  • 【使っていない】けど迷う→保留箱へ(1ヶ月使わなければ手放す)

  • 【壊れている・古い】→処分

  • 【他の場所が適切】→移動

ここで感情に流されず、「今の自分」に必要かどうかで判断することが大切です。

ステップ3:定位置を決める

残すモノが決まったら、定位置(住所)を決めるフェーズへ。

ポイントは3つ:

  1. 使う場所の近くに置く

  2. 取り出しやすく、戻しやすく

  3. ジャンルごとにまとめる(文具、ケーブル、薬など)

ここで収納グッズに頼りすぎないよう注意。まずは今ある収納で収まるかを確認しましょう。

ステップ4:収納は「見える化」と「ゆとり」が命

収納の鉄則は、「中身が見える」「出し入れに余裕がある」こと。

収納アイデア例:

  • 透明ボックスやラベリングで見える化

  • 同じサイズのカゴで統一感を出す

  • 7〜8割収納を意識する(ギチギチに詰めない)

使いやすく、戻しやすい収納は、散らかりにくさに直結します。

ステップ5:習慣化する

整理収納のゴールは、「片づいた状態が続くこと」です。そこで欠かせないのが習慣化

おすすめのルール:

  • 1日1回、5分のリセットタイム

  • 新しいモノを買うときは「1 in 1 out」

  • 月に1回、小さな場所だけ見直す

一気に完璧を目指す必要はありません。続ける仕組みを作れば、散らからない暮らしが定着します。

まとめ:整理収納は“片づけたあと”が本番

片づけは一時的なイベントではなく、「暮らしの整え直し」。
後編では具体的な行動ステップを紹介しましたが、大事なのは完璧さより継続です。

今日ひとつ、小さな引き出しから始めてみましょう。そこから暮らしが変わっていきます。

 

 

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