小山 志穗 自己紹介へ

低金利を前提とした借り過ぎに注意しましょう。

こんにちは。


住宅ローンの変動金利型は、固定金利型より金利が低いですよね。

そのため、6割以上の方が変動金利型を選んでいます。

その中には、せっかく低い金利を選んだのに、

「金利を払わなくて済む分、借入額を増やそう」

と、予算を多めに組んだことが災いして返済できなくなる方がいます。


じつは、この『借り過ぎ』は、誰にでも起きる可能性があるんです


金融機関は、

税込み年収の35%を融資限度額として提示することが多いそうです。

これは、手取り年収の40%以上に相当します。


新築すると、住宅ローンだけでなく、固定資産税や都市計画税、

メンテナンス費用の積み立てなど、いわゆる『所有コスト』も発生しますよね。

これを年収の10%と想定すると、

『税込み年収の35%の融資 = 手取り年収の半分以上が住居費』

という可能性も考えられるんです。


…とても現実的とは思えない割合だと思いませんか?


変動金利型には金利上昇のリスクが伴います。

そのため、ある程度金利が上がっても対応できるように備えなければなりません。


まずは、

「教育費が多いから、毎月の返済額は月収の2割に抑えよう」

「変動金利型を選ぶけど、全期間固定型の金利でも返済できる借入額にしよう」

などのように、具体的な目安を決めましょう。


次に、いつまでに返済を終えるかを決めます。

定年までに終えるのが理想的ですが、

二世帯住宅などの事情で親子リレーする方もいることでしょう。

そんな時は、金額や期間について、より慎重に話し合いましょう。


低金利はいつまで続くかわかりません。

住宅ローンを借り過ぎると、教育資金や老後資金を確保できなくなります。

低金利を前提とした借り過ぎには、十分注意しましょう。

 

 

QRコードを読み取るか、LINEマークをクリックして友達追加してね

 

3ページ (全9ページ中)