土地探しのコツ⑤ ~地形~

2021/02/19(金) 家づくりのこと

こんにちは、棟梁の小山です!

今日は土地探しのコツについてお話をします。

土地の優先順位の整理方法として

①広さ

②エリア

③価格

④地形

⑤方角

今日は④の地形についてお伝えします!

 実際に土地を購入した人の決定要因は、

1位 予算 45%

2位 面積 30%

3位 エリア 12%

 

 正方形・長方形・角地・旗竿地、

その他に、平行四辺形やいぶつな形の土地があります。

一般的には正方形に近いほど価格は高く、

いぶつな形ほど価格は安くなります。

正方形で高い土地を買うのか?

いぶつな形でも安い土地に魅力を感じるのか?

それらの中間くらいを好むのか?

あなたはどんな土地を買いますか?

 

 

 

家を建てるにあたって、土地の形状か、価格の安さ

どちらを優先しますか?

このアンケートでは、約70%が土地の形状を優先し、

残りの約30%が価格の安さを優先すると答えました。

まず、土地の形状と答えた人の意見は、

・四角い土地であれば無駄なスペースが少ないから。

・資産価値としての評価が高いから。

 ・土地が安くても建物に費用が掛かりそう。

 

一方、価格の安さと答えた人の意見は、

・設計で工夫をすればお得だと思う。

・個性的なデザインが可能だ。

・安いのは魅力。

などの意見がありました。

 土地の形状と価格の安さ、両方のバランスを

考えていきましょう。

 

次に地盤についてですが、

河川敷や沼地や田んぼなどを埋め立てた造成地や、

傾斜地などに盛土をして造られた造成地は、

地盤が軟弱なケースがありますので家を建てる前には、

地盤調査をしますが、

場合によっては地盤の補強が必要な場合があり、

そうなると地盤改良工事の費用が

必要となるケースもありますのでご注意ください。

また、

その土地が以前どのような土地であったかということも、

たとえば、販売業者に確認したり、

防災マップで調べたり、

近隣の方にたずねてみるのも一つの方法だと思います。

 

私は熊本地震で最も被害の大きかった

益城町に足を運んで自分の目で見て、

肌で感じてきましたが、

益城町の中でも一番被害が大きかったのは、

川沿いの地盤が弱い地域でした。

頑丈な建物を建てたとしても

地盤が弱けれ元も子もありません。

地盤の事も良く考えて土地探しを進めましょう。

 

 

 

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