大ピンチ!輸入木材が入ってこない!

2021/04/02(金) 家づくりのこと

皆さんこんにちは、棟梁の小山です!

今、建築業界では大変な事が起こっています。

今まであたり前に輸入していた木材が

なかなか入ってこない状況なのです。

理由は、アメリカや中国の住宅需要が盛んで、

高い価格で買い占めていっているからです。

日本はというと、安い値段で、寸法の指示も細かいので

売る側としては当然アメリカや中国に売るのは

自然な流れなのでしょう。

 

昨日聞いた情報によると、日本の輸入木材は

通常時の約60%しか入ってこないそうです。

もっと低いという人もいます。

この状況がいつまで続くのか先が見えない状況です。

材木屋さん曰く、

『今まで何十年も業界で働いてきてこんなひどい状況は初めてだ!』

と言います。

 

このままの状況が続くと、

今年の新築住宅着工数が過去最低になる恐れがある!

と言われています。

家を建てたくても材木が無ければ建てられません!

だから、材木の争奪戦が始まっています。

輸入木材も代替えの国産木材も、集成材も

争奪戦で不足していて、当然価格は高騰しています。

 

マイホームを考えている方が注意したい事は、

家の販売価格が上がるかもしれませんし、

代替えの木材を使用すると、通常使用している

木材よりも強度が落ちる可能性も考えられます。

工期も伸びて引き渡しができない事も想像できます。

 

ひとつづつよく確認しながら家づくりを

進めていってください。

あなたの家づくりが成功する事を祈っています。

 

 

 

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