小山 志穗 自己紹介へ

狭小住宅には作り付けの家具がオススメな理由

2025/05/04(日) 家づくりのこと

都市部を中心に、限られた土地で快適に暮らす「狭小住宅」が注目されています。コンパクトな空間をどう活かすかが鍵になる中で、特におすすめしたいのが「作り付けの家具(造作家具)」です。

1. 無駄なスペースが生まれない

市販の家具を置くと、「家具は入ったけど、壁との間に微妙な隙間ができた…」ということがよくあります。作り付けの家具なら、寸法ぴったりに設計できるため、デッドスペースがほぼゼロ。天井まで収納を作れば、空間をムダなく活用できます。

2. 動線を邪魔しないデザインができる

狭小住宅では、人が通るスペース(動線)をどれだけ確保できるかが暮らしやすさを左右します。作り付け家具なら、あらかじめ生活動線を考慮して設計できるので、「通りにくい」「ぶつかる」といったストレスがありません。

3. 空間全体がすっきり見える

バラバラの家具を置くと、色や素材感の違いでごちゃごちゃした印象になりがちです。作り付けの家具なら、内装や床材と調和したデザインにできるので、空間に統一感が生まれ、視覚的にも広く見せることができます。

4. 家事効率が上がる

収納や作業スペースが自分の生活スタイルに合わせて設計されていれば、物の出し入れや家事の動線もスムーズになります。たとえばキッチン横に食器用収納棚を作ったり、洗面所にタオル収納を組み込んだりと、細かな工夫が可能です。

5. 長期的にはコスパも良い

作り付け家具は初期費用こそやや高めに感じるかもしれませんが、「使いにくくて結局買い替えた」というリスクが減ります。長く使えることを考えると、結果的にはコストパフォーマンスも良好です。

まとめ

狭小住宅にとって、空間をどう“使い切るか”は重要なテーマです。作り付けの家具は、空間にぴったり合うだけでなく、暮らしそのものを快適に整えてくれる強力な味方。リノベーションや新築を考えている方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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